20代の頃に世界中を飛び回る仕事に携わり、あらゆる角度から審美眼を磨いてきた近藤さん。ライフスタイルでもその抜群のセンスを活かして自分と家族が楽しくなる空間づくりを行っています。
「ものを選ぶときに大切にしているのは品質と同じくらいデザイン！見た目も常に気分良くいられるようにチョイス。もちろん物だけではなく洋服でも環境でも人間関係でも全て同じと思うんです！」と仰る近藤さん。
ズバリ、モノ選びのポイントをおうかがいしました。

モノス本日はよろしくお願いいたします。
まずは近藤さんはどういうライフスタイルを送っているのかなっていうのが
ちょっと気になっているのですけど、ご家族構成から教えていただけますか？

近藤5人家族で、夫と子供が3人おります。
長女が24歳社会人で、あと双子の大学生。男の子です。

モノスなるほど。大学生の息子さんがおふたりいるとなると、
やはり普段は“お母さん業”がメインなのでしょうか？

近藤はい、そうです。
ふたりともアメフトをやっているので、食事を作ったりすることが主な仕事っていう感じですね。
なので、キッチンに立っている時間が多いです。
朝晩の息子二人の食事を作るのに追われているのですが（笑）、
やっぱり忙しい時に色々なモノがキッチンに溢れていると、
料理を作る効率が悪かったりします。

近藤キッチンはホームパーティーなどでも見られる所なので、
やはりキレイに整理してあるとお客様に気持ち良く感じてもらえるし、
オシャレに見えると思いますね。

モノスキレイに片付けるポイントは何かありますか？

近藤簡単なのはモノを増やさない事なんですが、難しいですよね！
お料理が好きだったりするので、ついいろんな道具を買ってしまいますから。
そこで、私なりの買い方の工夫は、
"用途によって買い方を変える" ということでしょうか。

モノス用途によって買い方を変えるというのは、
商品を選ぶ基準がひとつではないということでしょうか？

近藤そうですね。特にキッチンで使うものって、
よく使うモノとそうでないモノがあるじゃないですか。
そこで、よく使うモノは、もう出しっぱなしにしていても良い、
映えるデザインを厳選して選びます。
私の家のキッチンにはどんなデザインが合うかな～なんて想像しながら選ぶんです。

そして、フードプロセッサーやミキサーとか、あまり使わないけれど必要なモノは、
機能や使い勝手などをしっかり調べてから購入します。
あまり使わないモノは、使わない時は見えない所にしまっておけば
キッチンで邪魔になることはないと思うので。

モノス確かにキッチンって、つい色々なモノを出しっぱなしにしてしまいますよね。
「"見せても良いモノ" と "見せないモノ"」という選び方、斬新ですね。
見せるモノを選ぶポイントは具体的にどのようなことですか？

近藤やはりデザインですね。シンプルで邪魔にならないモノ。
それと、私は色や模様にこだわって選びます。

キッチンにあるモノって、例えば冷蔵庫やレンジとか、
白や銀色などの同じ色のモノが多いですよね。
それはそれで清潔感があって良いのですが、少し味気ない感じがするんです。

近藤私は、キッチンって、そこに立つ人の温かみや家族を感じる場所だと思っています。
色味のあるモノがひとつ入ると、硬い空間がファーって明るくなったり、
柔らかくなったりして、空間のアクセントになると思うんですよね。
モノが少なくて、キレイに整頓してあるお部屋って、
なんだか味気なくて冷たく感じてしまうので、
そこに自分なりの好きな色を入れることで、
温かみというか、優しい感じになると思うんです。

そういう意味でプラゴは、カラーが豊富なので良い挿し色になると思います。
私はキッチンでは赤を使っています。
それに、色って機能的でもあるんだな～なんて使っていてよく思います。

モノス色が "機能的" ですか？

近藤そうなんです。
電動調理器具やスマホを使っていると、コンセント何処かな～なんて探してしまうことありますよね。
そんな時、赤いプラゴは目立つでしょ！
周りに埋没しないので、いつもすぐに見つけることができるんです。
それにコードが長いので、特にキッチンではコンセントの位置を気にせずに
調理器具を使うことができて、便利ですよ。

モノスなるほど、そうですね！
キッチンって冷蔵庫の裏の壁などにコンセントがあって不便な場合がありますよね。

近藤キッチンはいつもいる場所なので、自分が幸せ気分で過ごせたら、
周りにもその空気を伝えることができると思うんです。

モノス本日は近藤さんのお話をお聞きして、
インテリアのポイントはただ片付けるだけじゃないということがわかりました。
どうもありがとうございました！